こんにちは。coreyです(^O^)
今日は、自分でも少し不思議な一日になりました。
朝、ふと気付きました。
「そういえば今日は、この街へ引っ越して29周年の日だ。」
そんな日に、私は区役所へ向かいました。
目的は、転籍届を提出すること。
亡き父、施設で暮らす母、そして私。
長年そのままになっていた本籍を、今住んでいる街へ移す手続きです。
きっかけは、とても現実的なものでした。
10年パスポートの期限が切れ、更新には戸籍謄本が必要になります。
これまでは、そのたびに鹿児島の町役場へ請求しなければなりませんでした。
私は鹿児島へ行ったことが一度もありません。
それでも、本籍だけはずっと鹿児島にありました。
理由は、父の強い想いです。
長男だった父は、本籍だけは故郷に置いておきたいと考えていました。
その気持ちは理解していましたし、父が亡くなってからも24年間、そのままにしてきました。
でも最近は、母のことも考えるようになりました。
もし何かあった時、戸籍関係の書類が必要になる場面は少なくありません。
そのたびに遠方へ請求するより、今暮らしている街ですぐ取得できた方が安心です。
「今の暮らしに合わせよう。」
そう思い、今日、転籍届を提出しました。
役所で受理された時、不思議と寂しさはありませんでした。
むしろ肩の力が抜けたような、静かな気持ちでした。
父の想いを否定したかったわけではありません。
父が大切にしていたからこそ、24年間そのままにしてきたのだと思います。
でも私は、この街で29年間暮らしてきました。
私にとっての日常も、思い出も、人とのつながりも、すべてこの街にあります。
考えてみれば、これは断捨離にも少し似ています。
物を捨てることだけが断捨離ではありません。
長い年月そのままになっていた手続きや、心の中の一区切りを整えることも、一つの断捨離なのだと思います。
そして、ホ・オポノポノにも通じるものを感じました。
過去を否定するのではなく、感謝しながら今の自分に必要な形へ戻していく。
今日の転籍は、そんな小さなクリーニングだったのかもしれません。
29年前の今日、この街で新しい生活が始まりました。
そして29年後の今日、本籍もこの街へ移りました。
偶然と言えば偶然なのでしょう。
でも私には、一つの時代が静かに終わり、新しい区切りを迎えた日のように感じられました。
ありがとう、お父さん。
そして、これからもよろしく。
そんな気持ちで区役所を後にしました。
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