23歳から始まった、長い断捨離の記録

断捨離

23歳の頃、家庭の事情で急に引っ越すことになりました。

それ以来、私の生活にはいつも「片付け」という大きなテーマがありました。

当時はまだ「断捨離」という言葉も一般的ではなく、ただひたすら荷物整理を続ける毎日でした。

しかも、自分の荷物だけではありません。

詳しい事情は書けませんが、親戚の荷物も預かることになり、以前より狭い家へ引っ越したため、部屋だけでは収まりきらず、車庫にまで段ボールが積み上がる生活になってしまいました。

引っ越しも慌ただしかったため、どの箱に何が入っているのか分からなくなり、自分の部屋は何年も片付かない状態が続きました。

20代といえば、旅行へ行ったり、新しいことに挑戦したり、仕事を頑張ったりと、いろいろな夢を描く時期だと思います。

でも当時の私は、そんな余裕もなく、段ボールに囲まれた生活の中で、少しずつ荷物を整理することに時間を費やしていました。

私は昔から、あまり物を簡単に捨てられる性格ではありません。

「まだ使えるかもしれない」

「せっかく買ったものだから」

そんな気持ちが先に立ち、処分するよりも「できれば必要としている人に譲りたい」と考えるタイプでした。

そんな私を助けてくれたのが、インターネットが普及する前に利用していたパソコン通信でした。

当時利用していたニフティサーブには、「売ります・買います」や「あげます・ください」といった掲示板があり、多くの人と物を譲り合うことができました。

今思えば、とても温かいコミュニティだったように感じます。

実際に、自転車やストーブを譲っていただいたこともあり、本当に助けられました。

その後はヤフオクも利用するようになり、長い年月をかけながら少しずつ荷物を手放していきました。

あれから何十年。

ようやく、一般的な家庭と同じくらいの物量になったかなと思えるところまで来ました。

もちろん、まだ理想とする暮らしには届いていません。

それでも、以前を思えば大きな前進です。

断捨離は、一日で終わるものではありません。

私にとっては、人生を通して少しずつ続けてきた長い取り組みでした。

焦らず、自分のペースで。

これからも無理をせず、少しずつ身軽な暮らしを目指していきたいと思っています。

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