断捨離で気付いた、物との向き合い方

断捨離

前回の記事では、23歳の頃から長く続いてきた私の断捨離について書きました。

長い年月をかけて少しずつ物を整理してきましたが、私はもともと何でも簡単に捨てられる性格ではありません。

むしろ、その逆です。

私のもとへやって来た物には、それぞれ何かしらの縁があったと思っています。

「この品と出会えて良かった。」

「私のところへ来てくれてありがとう。」

そんな気持ちを持っているので、物を手放す時には少し時間が必要でした。

昔はレコードやカセットテープ、レーザーディスク、VHSなどもたくさん持っていました。

時代の変化とともに、映像はブルーレイへ、音楽はCDやデジタルデータへと少しずつ移し替えながら整理してきました。

今では、その多くを手放しています。

人からいただいたぬいぐるみや思い出の品は、特に手放すのが難しいものでした。

高校時代にもらった小さなお土産一つでも、その時の思い出まで一緒に詰まっているような気がして、なかなか処分できませんでした。

制服や教科書なども、長い間手元に残していました。

また、本や教材も同じです。

「まだ十分に理解できていない。」

「もう一度読むかもしれない。」

そんな気持ちがあるうちは、なかなか手放せませんでした。

逆に、自分の中でしっかり吸収できたと感じられたものは、自然と「ありがとう」と言って送り出せるようになりました。

パソコンも歴代のMacやWindowsを使ってきましたが、必要なデータを移したあとで役目を終えたものは手放しました。

少しずつですが、自分なりの区切りを付けられるようになってきたのだと思います。

漫画も一時期はほとんど手放しました。

当時は「また電子書籍で読めるだろう」と考えていました。

でも年月が経った今は、図書館で借りたり、紙の本を読み返したりする機会も増えました。

紙の本ならではの読みやすさや温かみを、改めて実感しています。

断捨離を続けてきて思うのは、大切なのは「たくさん捨てること」ではないということです。

自分にとって本当に必要なものを見つめ直し、感謝しながら次の一歩へ進むこと。

私にとって断捨離とは、物を減らす作業ではなく、自分の暮らしや人生を少しずつ整えていく時間だったのかもしれません。

これからも焦らず、自分のペースで。

物にも、人との出会いにも感謝しながら、心地よい暮らしを目指していきたいと思います。

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